坂田銀時

「万事屋銀ちゃん(よろずや銀ちゃん)」という何でも屋を営んでいる銀髪の天然パーマの侍。目の色は藍色(アニメではえんじ色)。普段は眉と目の間隔が長く、死んだ魚のような気の抜けた目をしているが本人によると「いざという時はきらめく」。「○○かコノヤロー」が口癖。

基本的に無気力でだらしなく、普段から余計かつ卑猥な言動を放つ上に、金に汚い。また向上心が全くなく万年金欠であっても気にしてない様子である。変なところでマニアックであり、ジャンプ歴二十数年、ある意味博識。甘いものを定期的に摂らないとイライラするほどの甘党で、血糖値が糖尿病寸前の域まで達している。酒も好きだがあまり強くない。パチンコなどの賭け事も好きで昼間から打っている描写もあるが、基本的には負けがこんでいる(たまに大勝ちすることもあるが)。一応仕事に徹している人間像に対し憧れがある様子。何か大きな出来事にぶつかるとその理想像になりきろうとする節があるが、すぐに無理が出てきて元に戻ってしまう。オバケの類が完全に苦手で幽霊の存在を頑なに認めようとしない(そのためか、実際に霊に会ったときは、霊をスタンドと呼んでいた)。だが、霊感が相当強く、複数の霊を憑依させ、かつ意識を支配されることなく操ることができる。また、歯医者も大の苦手である(心の中で必死に虫歯になった言い訳をする、現実逃避をする、治療道具に関するこわい想像をするところから、かなりのものであることが伺える)。ドSでもあり沖田総悟とドSコンビと言われる。さらに、あまり常識がないようで、南極が常夏だと思っていたりする。

バラエティ番組もよく見るため結構詳しい。 時々「カルシウムさえ摂れれば人生は大抵うまくいく」と豪語するが、当の本人は「いちご牛乳」や「コーヒー牛乳」などの、いわゆる甘い乳飲料しか飲めない。

嫌いなものは「学園祭準備にはしゃぐ女子」「それに便乗して無理にテンション上げる愚の骨頂男子」「それら全てを包容し優しく包み込む教師」(要は学園祭そのものが嫌いであり、この設定は『3年Z組銀八先生』でも同じである)などであり、非常に暗い青春を送ったらしい。連載初期はボケを連発していたが、彼以上のボケ役が周りに増え始めたため、ツッコミ役を買って出ることも多くなった。嫌なことはすぐ忘れるタイプで、そうでなくても何度か他人の名前を間違えたり忘れたりすることがあるが、自分が間違えられると本気で怒る(理由は後述)。土方十四郎や服部全蔵など対戦経験のある人物であっても「多串くん」など適当な名前で覚えているフリをするが逆に相手を怒らせる原因となる。しかし、一度戦ったことがあるだけの似蔵のことを覚えていたり、紅桜編で一瞬しか見ていない万斉を後に登場したときに覚えていたりもしている。なので、前者はわざと言っている可能性がある。

非常に高い戦闘力を持ち、過去には後期の攘夷戦争に参加し白夜叉との異名をとっていた伝説の侍。当時の経験を踏まえて現在でも高い戦闘能力を誇っており、その強さは「宇宙最強」と称される星海坊主に一目置かれ、強者を求める神威に「獲物」として定められたほど。剣術が一流に属することはもちろん、超人的な身体能力と生命力、強運を持ちあわせあらゆるピンチを切り抜けている。生命力は極端に強く、銃で撃っても死なない。蹴る力は非常に強く、跳躍力も超人並み。加えて、戦闘勘も非常に鋭く、また、戦闘においてはかなり頭のキレがいい。剣術の流派は不明だが、柳生敏木斎によると我流らしい。また、河上万斎からは剣のリズムが読めないといわれていた。剣術馬鹿というタイプではなく、「喧嘩は剣だけでするものではない」とも発言している。一線から退いたため(平時は)攘夷戦争当時と比較するとかなり腕が鈍っている様子。しかしそんな戦闘力も普段はあまり活かせず、依頼遂行率は壊滅的で、悲惨な結果に終わっても得意の口八丁で誤魔化すことも多い。

勝負事において自分なりの武士道(ルール)を持ち、護る事に強くこだわりを持つ。とはいえ、基本的に派手な喧嘩が大好きな性格。平和主義者ではないが、殺しはほとんどしない。それゆえに普段は木刀で戦うが、非常時であれば真剣を使用して戦うこともある。他には薙刀やクナイを使っていた。基本的には(我流ゆえ)なんでもできるらしい。

柳生九兵衛が女であることや、中村京次郎が偽悪者であることすぐに察知することができるなど鋭い洞察力の持ち主である。

通称は基本的には「銀さん」「銀ちゃん」などであるが「旦那」「万事屋」など様々。女装した場合は「パー子」と名乗り、ツインテールの巨乳になる。一人称は基本的に「俺」だがたまに「僕」になったり「てめー」と言ったり自ら「銀さん」と称する。基本的に着ている服は毎回変わらないのだが、同じものを4着持っていて、使いまわしをしている。パジャマや防寒具はいくつか持っている様子。

自分が大切に思うものを守ろうとする時は普段の怠惰ぶりを感じさせず、きめる時にはきめる人物。表面的にはさりげなく嫌われ役になるような偽悪的な言動が多いが、内心は情に厚い。仲間思いであり仲間を救うためなら何処であろうと駆けつけたり、多勢に無勢の状況でも臆せず立ち向かう。 また、過去の出来事から「師匠」という存在には思い入れがある模様で、「師匠」を汚す行為には怒りを見せる。